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2011年3月

2011年3月21日 (月)

地震

3月11日。金曜日。
いつもと同じように一日が過ぎていくはずだった。
私はバイト先の雑貨屋にいて
休憩明けでドアに手をかけていた。
その時。
地震が起こった。
初めはよくある地震で
同じく休憩中の子と地震だねぇなんて笑っていた。
それからどんどん揺れがひどくなっていき
なんで?なんで?
と疑問符ばかりが頭に浮かんだ。
まず、どこへ逃げたらいいのだろうか?
それが頭に浮かんだ。
ちょっと先にはベランダがある。
地震の時は窓を開けろと言われていたし
そちら側に行った方がいいんじゃないか?
すぐ隣の事務所はどうなっているんだろう?
非難したいのにドアが開けられないのでは?

しかし、立っていられない揺れにどうしようもなく
テーブルの下に隠れましょうと言った子の通りに
テーブルの下に入った。
棚から次々と落ちていく。皿やマグカップ、コーヒーが入った瓶の割れる音。
職場の人が前の日に買ったサボテンも割れた。
パリンパリン、こう言ってはなんだけど面白いくらいになんでも落ち、割れた。
壁が割れ、セコムが作動する音。
じきにプツっと停電した。
テーブルの下ではいろんな粉が舞って煙い。
咳も出てくる。
もう一人の子も怖がっている。
こういう時は落ちつかなきゃ。
大丈夫だよ。怖いねぇ。
大丈夫だよ。もうすぐおさまるよ。
自分にも言い聞かせてたのだ。
大丈夫だって。

揺れがおさまり、事務所にいた人達がきた。
ガスの元栓を閉め
揺れがおさまっているうちに急いで外に出た。
道なんてなかった。
落ちた棚の上を歩いて出た。
途中倉庫を歩いた。
倉庫で働く仲間たちは無事か。
それが気になった。
外に出るとみんながいた。
誰も怪我してない。
凄くホッとした。

すぐに帰宅命令が出て家に帰った。
途中、信号が出てなかった。
車に乗っている時もひどい揺れ。
ハンドルが取られてはならないと思い
ハザード点けて端に止めた。
しかし、私は運良くすぐに家に着いた。

家族と無事に会えて
とりあえず、グチャグチャになった家の中を
片付けた。
それからライフラインの復旧までに時間がかかった。
不安な中、自宅にいながら非難生活を送っている。

しかし私たちは生きている。
やることがたくさんある。

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